Palazzo Lana Berlucchiは、16世紀にラーナ・デ・テルツィ家の発意により以前からそこにあった中世の建物の構造の上に基礎が築かれ、17世紀に現在の姿となりました。このような独特の経緯があったからこそ、異なる建築様式が出会い、完璧に融合した建物となっているのです。
キプロスのカテリーナ・コルナーロ女王を描いた1495年の絵画など、貴重な作品があるほか、カミナドゥの間(Sala Caminadù)をはじめとするこの宮殿の数々の部屋が、貴族の末裔グイード・ベルルッキとFranciacorta発泡ワインの生みの親であるフランコ・ジリアーニが1961年に初めて顔を合わせた場所となったことも特筆に値します。