2021年10月、フランチャコルタは威信あるミシュランガイドと契約し、今後3年間はこの地域で『ミシュランガイド』のプレゼンテーションが行われるという名誉を得ました。ワインと美食の評価を高めることとサステナブルな環境アプローチは、フランチャコルタ・コンソーシアムと加入ワイナリーを常に際立たせてきた哲学であり、ミシュランガイドとの権威あるアライアンスの原点にあります。
フランチャコルタ地域を構成する19の市町村は、ワインと美食の点で豊かな過去と現在を誇っています。この地域の丘陵で、フランチャコルタ式製法に捧げられた統制保証原産地呼称（DOCG、Denominazione di Origine Controllata e Garantita）「フランチャコルタ」が生まれました。これは、温度差を緩和するイゼーオ湖に近いことも恵みとなって、昔からブドウ栽培を本領としてきた地域のエンブレムです。鼓動するハートのようなワインに加えて、内陸部の田舎風の肉料理と湖岸エリアの魚料理の味を融合した多様な美食も提案されています。またグリーン移行の点でも、フランチャコルタは素早く対応しました。生態系の多様性-機能性を改善することで環境への影響を最小限に抑えることに配慮する農業に取り組む生産者たちとともに、サステナビリティにおいて先導的なブドウ栽培を完成させました。
「フランチャコルタは、イタリア料理の最高品質の主役であるシェフを迎えることができることを誇りに思います。私共はイタリアの美食体験の選りすぐりを代表する飲食業に対して甚大な恩があります。私共のワインは、このような味覚とメイド・イン・イタリーのアンバサダーであり、世界の最重要レストランにおける私共の貴重な同盟者であるレストランで提供されるからです。それだけではありません。厳しいロックダウンの時期を経た今、星を獲得したシェフを感謝と友情を込めてフランチャコルタに歓迎し、受賞を祝って乾杯することを嬉しく思います。今も昔もフランチャコルタのブドウ栽培業者の主たる目標ともなっている、卓越性を追求する1年の結果を発表する目的地としてフランチャコルタを選んでくださったミシュランに感謝します」と、フランチャコルタ・コンソーシアム会長シルヴァーノ・ブレッシャニーニ氏はコメントしました。会長の言葉は、世界におけるメイド・イン・イタリーを推進するために、この地域とその呼称が実践している偉大なコミットメントを評価するものとして、このパートナーシップがいかに重要なものかを強調するものです。
ミシュラン・イタリアのコミュニケーション主任マルコ・ドー氏の言葉からも誇りと名誉の心がにじみ出てきます。同氏は、フランチャコルタを「世界のメイド・イン・イタリーのアンバサダーの一つとなった、長い伝統を持つブドウ栽培・ワイン生産者による製品とその独自性を発見する私共の旅を続けるためには理想的な絵のように美しい場所」と定義しています。
そして、旅こそは『ミシュランガイド』の歴史を支えてきたテーマです。このガイドは1900年にフランスで生まれたもので、アイデアを思いついたタイヤメーカー「ミシュラン」の創立者であるアンドレとエドゥアールのミシュラン兄弟の意図は、ドライバーたちを旅行に誘うことにありました。わからないことが多く、リスクのある旅行の助けになるように、ミシュラン兄弟は、地図、タイヤ交換の手順、サービスステーション、食事場所と宿泊場所のリストを含む旅行者のための小冊子を作成しました。美食への関心が高まってきていることを意識したミシュラン兄弟は、匿名でレストランを訪問してレビューするために、今日では審査員と呼ばれる「謎の客」のチームを募集しました。1926年には、同ガイドはオート・キュイジーヌに星を割り当て始めました。旅の体験を向上させるという目的を忠実に守ってきた『ミシュランガイド』は、120年の歴史の中で、満足感を与える忘れられないグルメ体験ができる最良のレストランを知らせつつ進化し、世界の美食の権威となったベストセラーです。
ミシュランの成功は、その道一筋の姿勢、取り組み、能力の成果です。これらの質を備えた『ミシュランガイド』は、同じく特異な歴史を持つフランチャコルタの理想のパートナーと言えます。
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