セガフィエーニ公園とオセランダ（Parco Segafieni e Oselanda）

市立セガフィエーニ公園は、イゼオ湖の美しい景色が一望できる高台にあり、「オセランダ」というネオゴシック様式の小さな建物が建っています。オセランダの由来については、土地台帳に記された年代記と直接人から聞いた証言以外に正確なことはわかっていません。この場所では現代美術展やイベントや興行がしばしば行われます。

オセランダの地籍調査が初めて行われたのは1898年、イタリア王国の登記簿でのことであり、このときの所有者はデッラ・サンタ家となっています。この建物が建てられた時期は、1852年から1898年の間と推定されます。近年行われた修復工事中に建設年が1873年であるという可能性が浮かび上がり、これまでの推定時期とも一致します。

建物の設計者についても専門家たちが研究を行い、さまざまな調査の末、ブレーシャ出身の著名な建築家、ロドルフォ・ヴァンティーニであるという結論に達しました。