2020年 – フランチャコルタ・コンソーシアム30年の歩みと新広告キャンペーン

2020年3月5日にフランチャコルタ・コンソーシアムは設立30周年を迎えました。

Franciacorta発泡ワインの小規模生産者たちがコルテ・フランカのコロンバーロに集まり、パオロ・ラボッティを初回会長に立てて保護コンソーシアムを設立したのは、実に1990年3月5日のことでした。

当時のフランチャコルタは今とはだいぶ様子が違っていました。まず「メトド・クラシコ」によるスパークリングワインの生産という意味では、他の地域にリードされていた状況でしたが、夢を抱いたこの人々は、自分たちの地域にも可能性があることを認め、イタリア国外でさえもフランチャコルタが頭角を現して凌駕できることを思い描きました。

初めの20年間は、研究とイノベーションに多大なエネルギーを注ぎ、献身と投資の末に、極めて高い品質基準を保証するためのヨーロッパで最も厳格な生産規定を制定しました。何世紀もの歴史を誇る競争相手に追い付くのは容易なことではなく、唯一の堅実な方法は、妥協を認めぬ姿勢で品質規定に取り組むことでした。

2020年に、設立時からワイン、生産手法、地域の三つを合わせて「フランチャコルタ」としてマーケティングを展開してきたフランチャコルタ・コンソーシアムが30周年を迎えました。この30年間の成長と成功は、16世紀のルーツを遡るブドウ栽培の伝統に理解を示してその価値を巧みに引き出した設立者たちの決然とした態度と粘り強さの賜物です。「curtes francae」と呼ばれる免税地から16世紀の「ピリッと辛い」ワインを経て、やがてDOC、さらにはDOCGの獲得に至るまで、フランチャコルタ地方は、心惹かれる長い歴史をもつ場所であり、そこではいつの時代にもワインが重要な役割を演じていました。今日なお、持続可能な農業を先導するブドウ栽培を通じて、フランチャコルタの土壌は生産者の課題の中核にあります。生産者たちは、日々の活動の中で環境を保護してその力を十分に発揮させるための革新的なプロジェクトの開発に具体的に貢献しています。

フランチャコルタ・コンソーシアムは、設立から30年を経た今、フランチャコルタの専門知識を特徴的に伝える広告キャンペーンを制作することで、大きな目標の達成を祝うことにしました。美しいものを讃える心、地元地域への情熱、イタリアのライフスタイルに対するプライド、品質上の成果の達成。これらがフランチャコルタの新しい広告キャンペーンのスローガン「Very Italian, Very Franciacorta」の基盤にあります。キャンペーンの制作は、イタリアの有名な写真家マルコ・クレイグに委ねられました。2枚のポートレートには、世界の羨望を集めるいわゆるイタリアのライフスタイルが凝縮されていて、見る人に五感に訴えるフランチャコルタの感動を再体験させてくれます。

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