「昔のクルザーネ(Clusane com’era)」は、クルザーネの旧市街で特徴的な9か所の地点に設置されたパネルをたどりながら、それぞれの場所の60年ほど前の姿と今を比べてその変化がわかる見学ルートです。
パネルには、湖の波を思わせる図案を地にして白黒写真が表示されており、さらに昔のクルザーネについての好奇心をそそる貴重な情報も書かれています。
パネルは、クルザーネの教職と社会経済の発展に貢献した人物(漁師協同組合の設立者でもあります)、カルロ・ランツァ氏を讃えて設置されたものです。氏は、クルザーネの人々に、当時の故郷の雰囲気や人々の姿や表情を読み取ることのできる過ぎし時代の日常風景の写真資料を豊富に残しました。