ロヴァートの市庁舎は、建設時期と特徴の異なる主に3つの建物で構成されています。ラマルモラ通りの建物の一つは15世紀後期のものと推定され、同じくラマルモラ通りにあるもう一つの建物は15世紀に、ローゼ通りとカンティーネ通りの間にある3つ目の建物は、13世紀から14世紀の間に建てられたものです。
市庁舎の建物には、モレット(有名な画家のアレッサンドロ・ボンヴィチーノの別名)の住居だったと言い伝えられる部分があり、そこには格天井やフレスコ画など価値ある装飾や、当地では典型的なサルニーコ産の砂岩の柱廊があります。