Ciàpel は、1921年にブレッシャ県パルメッツァーナ・カルツァーナ(Parmezzana Calzana)村に誕生した同族経営の農業法人です。7ヘクタールの土地に広がるブドウ園では、統合ブドウ栽培の農学モデルに従って、年間35,000ボトルを製造しています。
会社名は丸太の伐採や加工で発生する不定形な木片を意味する方言「ciàpel」にちなんで付けられました。ここ数年は、Franciacorta DOCG 発泡ワインの製造に力を入れており、その製造のために完全に地下に埋もれたワインセラーが近年に建設されました。製品には、Brut、Extra Brut、Rosé Brut があります。労働条件を改善し続けるためにロジスティクスと設備を最新のものにしました(デゴルジュマン(澱引き)も完全自動で行われます)。その一方で、常に Ciàpel の生産と商業の哲学となってきた姿勢は変わっていません。1970年代の終わりに既にボトル内二次発酵のワインの生産を開始していた父の代のように、ガヴァッツィ兄弟は自社ブドウ園での栽培に自ら取り組み、そこで収穫されたブドウだけをワイナリーで加工しています。すべての製品は、自給自足の生産および商業体制のように、ワイナリーで直接に販売されます。