Lo Sparviere ロ・スパルヴィエレ

16世紀の田舎のアンティックな住居にあるロ・スパルヴィエーレは、モニック・ポンセレと言う女性がパワフルに手掛けるワイナリーです。
　騎士であるウーゴ・グッサーリ・ベレッタの妻であるモニック夫人は、義理の父親であり、このフランチャコルタ地域で農業を代々に渡って引き継いできたフランコ・グッサーリ弁護士から、土とブドウ畑に対する愛情を受け継ぎました。

　ワイナリーの名前のロ・スパルヴィエーレは、このワイナリーの歴史的中核であり、素晴らしいホスピタリティを表現するフレスコ画で覆われた数々の部屋の美しさを保存したこの時代の建築様式の輝かしい例と言える主屋のサロンの威厳にあふれた暖炉に描かれた鷹の一種であるハイタカのイタリア語です。
　ロンバルディアのプレアルプスの山麓のモンティチェッリ・ブルザーティ市と、プロヴァ―リオ・ディゼーオ市にあるブドウ畑は、2013年からすべて有機栽培を行っています。

　ワイナリーの所有面積は60ヘクターを上回り、そのうちの30ヘクターで、シャルドネとピノ・ノワールを栽培しています。この地域の土壌は、氷河の融解がもたらしたモレーン起源のフランチャコルタの土壌とは異なり、石灰を含んだ泥灰土からなる固有のものです。この土地特有のミネラルと堆石粘土質が豊富なこの土壌は、ロ・スパルヴィエーレのフランチャコルタにボディーと塩味を与えてくれます。

　それぞれの畑のブドウを、個別に醸造することにより、それぞれの畑の土壌の特徴を浮かび上がらせ、認識することができるのです。畑と土壌のための行き届いた手入れとブドウの厳しいセレクション、醸造所での慎重な過程によってのみ、グラスにこの土地の自然にあふれた価値を反映させることができます。これこそが、ロ・スパルヴィエーレの背後にある哲学。この緻密なアイデンティティがロ・スパルヴィエーレのフランチャコルタに表され息づいています。ブリュット、エキストラ・ブリュット、サテン、ロゼ、ドザージョ・ゼロの中に。