ボンテンピ家では、土地、ブドウの樹、生産品に対する愛着を世代から世代へと受け継いできました。日当りの良い急斜面と、石灰質と粘土質のとりわけ岩の多い土壌を特徴とする丘陵地の地形により、ボンテンピ家が栽培するブドウには、洗練された製品のベースワインに理想的な、紛れもないミネラル感、新鮮さ、旨味が加わります。
地元の本物の伝統と地域との強い絆は、一族の歴史に確認できるだけでなく、ワイナリーの名前の選択からも明らかです。「le cantorie」という表現は地元の方言に由来し、地元の長老たちによると、収穫期に丘陵を活気づける蝉の鳴き声(歌声)に関係しています。現代性、革新性、機能性に重点を置いた会社の現実に、過去の甘美な思い出が溶け込んでいきます。