特別なものを世に出したいという願望から、オリヴィエロとジュゼッペ・モラスキ兄弟は、自社ブドウ園で生産されたブドウからワイン醸造するようになり、1990年代前半に小さな家族経営の会社を設立しました。現在、マッテオ・モラスキが同社を経営しています。Tenuta Moraschi は6ヘクタールの土地で活動し、年間30,000ボトルを生産しています。
ブドウの樹を守るために、Tenuta Moraschi は天然由来の物質のみを使用して栄養補給を行っています。ブドウの有機栽培とは、手作業をおこない、ブドウ園から一瞬たりとも目を離さないことを意味します。それは、ブドウの自然なサイクルの進行を観察し、ブドウに害になるものがないかを監視することです。また、会社の方針として、すべてのFranciacorta 発泡ワインについて、シュール・リー(澱)熟成を30か月以上行っています。
Tenuta Moraschi には広いテイスティングルームがあります。ブドウ園で趣向をこらしたピクニックを企画することもできます。ガイドの案内で生産者と自社ブドウ園やワインセラーを見学した後に、歴史や技術を踏まえた感動的なテイスティングコースを実施することも可能です。