父親のグラツィアーノは建設業界の実業家でしたが、コルテ・フランカのコロンバーロ集落からニゴリーネ集落の間の土地にブドウ畑をつくり、農業との固い絆を保ちました。しかしFranciacorta DOCGの生産を早々に成功へと導いたのは、グラツィアーノの子供たちのアンドレア、ジュゼッペ、そして特にフランチェスカでした。2013年に彼らは、家に隣接する自分たちの土地に、近代的で充実した設備のワイナリーをつくったのです。その結果、10年足らずで年間生産量が100,000本を超えるまでに成長しました。
フランチェスカ・ボンファディーニは、フランチャコルタ地域のワイン生産を展開するための独自の方法を求めて企業イメージづくりとPRに尽力し、積極的にプロジェクトを進めました。ワイン醸造に関する部分をトレンティーノ地方出身の醸造専門家に任せたのは、このような的確な展望のもとでのことです。